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カテゴリ: Anything
maron


今日は実家に居る私の愛犬からヒントを得て書きます。

愛犬マロンは、家族中の愛情を受けてかなりのポッチャリ。
顔が小さいのでとても腹が目立つ、、、
(体重はそこらの幼稚園生と同じくらい・・・涙)

そんなことはさておき、写真を見ても分かるように
彼女はドアの前でポスッと座り込む。
そして部屋に居る誰かに
「ちょっと、ドア開けて!」
と言わんばかりに視線を送るのだ。

無視でもしようなら、前足を駆使して

ガシッ!!ガシッ!!

と激しくドアをかかじるのだ!(かかじる(熊本弁?)→引っ掻く)

なんとまぁ、傲慢な態度だこと・・・。
ドアくらい開けてやれば?・・・ところがどっこい。

この犬、自分でドア開ける技術を持ってるんです。

前足でガシッとする→(ちょっとドアが開く)
 →隙間に爪を引っ掛けてガラッと開ける(引き戸なので簡単)
  →ちょいデカくなったドアの隙間に細長い鼻を突っ込んで更にガラッと。

素晴らしい技術を身につけているのに彼女は使わない。
なんてもったいない!

単にめんどくさいだけなのか、甘えたいだけなのか…
ドアくらい自分で開けてほしいものだ。

犬に対してだったらこんな風に言えるが、
人間には妙なプライドがあって、
「このドアは私には開けらんない!!」
と思っている時がある。無理よ、無理!・・・って何が無理なのか?

愛犬マロンは部屋を出たいが為に、体を駆使してドアを開ける。
だが、いつも三回くらい人に頼んでみる。

人に開けてもらえたらラッキー!開けてくんないなら自分で開けるもーん。by maron

けしからん事だが、上手く甘えることを彼女は知っている。

立ち向かうこと。
ちょっろっと甘えてみること。

いいんですよ、甘えても。
けどそれが許されるのは、自身で一度挑戦した後、ゼッタイに。

優しくしてくれた誰かに、シッポを振って微笑んでありがとうを言えば、
きっとその人もいとおしげに手を差し伸べてくれる。

あかない扉はこの世に存在しないのです。

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編集 / 2006.08.12 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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プロフィール

Nana

Author:Nana
高校一年生で不登校、鬱病と診断。
当時の恩師の紹介で鹿児島のIBS外語学院に転入。
のちアメリカ、ボストンへ半年の留学を体験。
その後、沖縄にて半年間を英字出版社アシスタントとして勤務。
某航空会社クレジットカード営業へ転職、
勉強の為に故郷、熊本へ。

高校卒業認定取得後、2010年10月に立命館アジア太平洋大学より合格を頂きました。
2011年4月、入学。

2012年12月、悪性リンパ腫Ⅱ型と診断。
2013年5月、6コース抗がん剤投与後、寛解しました。

書く事で何かを生むと信じて、
恥を晒すような気持ちで書いていきます。

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